おカネ持ちになれるか、すぐ判る「10の質問」 ウォール街の金融マンも学ぶ「心理学」<上>
確かに、昨今はなかなか給料が増えにくい状況にありますが、一方で成果主義を重視している会社も増えており、若いうちから抜擢されたり高収入が得られたりするチャンスは意外とあります。また、ある程度年齢を重ねた人でも、会社勤めをしながらも、インターネットを使って副業をし、高収入を得ている人や、株式投資などで大きな利益を上げている人も現実にいます。資産家に生まれなくても、おカネ持ちになるチャンスは以前より増えているかもしれないのです。
「どうせおカネ持ちになんかなれない」と思ったら終わり
すべては、考え方次第です。
そうであるにもかかわらず、「どうせ自分はお金持ちになれない」とか、「投資で成功するはずがない」と決めつけていると、それに適合した情報しか入ってこなくなります。
こんな経験ありませんか。
たとえば「ポルシェが欲しい、ポルシェに乗りたい」と日頃から熱望している方。道を歩いている時、「なんか最近、ポルシェが増えたんじゃないか」などと思うことはありませんか。あるいは、ニュージーランドを旅行したいと思っていたら、特集でニュージーランドを取り上げた雑誌を見つけたり、電車の中でニュージーランド旅行に関連した中吊り広告を見つけたりすることはありませんか。
これは偶然でも何でもありません。ニュージーランドへ旅行に行きたいと思っていると、自分の脳が、ニュージーランドに関連する情報を集めようとするからです。つまり何かを意識することによって、人間はそれに適合する情報を集めるようになります。もっと怖いのは、自分でも気づかない「潜在意識」のもとで信じ込んでいることがあると、脳がそれに適合する情報ばかりを集め、強化してしまうのです。
これを投資にあてはめるとどうなるでしょうか。「投資で成功するはずがない」などと思い込んでいると、「投資でおカネが半分になってしまった」とか、「投資にはまった挙句、家庭が崩壊してしまった」とか、総じて投資に対してネガティブな情報ばかりを集めてきてしまい、結果、「投資なんてするものではない」という結論を、何もアクションを起こしていない段階で下してしまうことになるというわけです。
これでは、いつまで経ってもおカネ持ちにはなれませんよね。
したがって、おカネ持ちになりたかったら、「支出を抑えておカネを残そう」と考えるだけでなく、「より収入を増やすにはどうすべきか。自分が働くだけでなく、何かほかの方法を組み合わせて、効率的に収入をアップすることはできないか」という方向に、意識を変えることが大事なのです。
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