「ウソ記事対策」、米国ではどうなっているか グーグルとフェイスブックの取り組み
ブランドウォッチのデータによると、「偽ニュース(fake news)」という言葉は選挙以降、さらに頻繁にプレスで使われるようになった。メディアでは、グーグルよりもフェイスブックの方が、多く言及されているようだ。
PR合戦でグーグルが勝ちを収めているのは、プレスにおいてだけではない。30dbによる下記のグラフが示すのは、選挙以降、偽ニュースがオンラインで言及されはじめたとき、グーグル関連の内容は、フェイスブック関連の内容よりもポジティブであることが多かったというデータだ。
両者のスタンスの違い
ポインター・インスティチュートで倫理を教えるケリー・マクブライド氏は、偽ニュースにおいてグーグルよりもフェイスブックの方が少し対応が良く、それはグーグルのビジネスモデルは正確性が非常に重要だからだろうと考える。偽ニュースが蔓延すると検索結果の信頼度も下がってしまう。信頼できる情報を探しているグーグルユーザーにとって、それは致命的な問題である。
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