ジャガーが仕込む「EVスポーツカー」の実力

5ドア4WD、斬新な設計で2018年に登場へ

 

ジャガー「Iペース/コンセプト」の実車を見てきた

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

ジャガーが電気自動車「I(アイ)ペース/コンセプト」を発表。スタイリッシュな外観と、400馬力を目指すという性能ぶりで、2018年の発売を前に早くも話題を呼んでいる。ロサンジェルスで実車をじっくり見て、話を聞いてきた。

画像で観ているよりはるかに美しい。ジャガー I(アイ)ペース コンセプトの実車に接しての最初の感想だ。「または5シーターのスポーツカー」(ジャガーカーズ)と謳われるだけあり、シルエットはクーペを少し思わせる躍動感が特徴的だ。僕にとっては、同社初のスポーティSUVとして人気のFペースとの関連性を意識させたが、ホンモノは見る角度でことなった表情を見せ、まさにスポーツカー的な雰囲気も。よく練られたデザインと感心させられた。

実車に出合ったのはロサンジェルス。僕は世界各国から集められたジャーナリストのひとりとして発表会に参加したのだ。お披露目は2016年11月14日。同月16日からのロサンジェルスの自動車ショーを控えて、ベバリーヒルズ近くのクローズドな場所での公開であった。

ジャガーにとって気合いが入っているとつくづく思わせられたのは、ヘッドセットを使ってバーチャルリアリティによるプレゼンテーション。自分が宇宙を浮いているかと思うと次の瞬間にIペース コンセプトの車内にいるという、とても不思議なリアリティを持った内容で、斬新さがみごとにアピールされていた。

Iペース コンセプトはジャガーにとって初の電気自動車としてゼロから設計されたモデルだ。断言は出来ないけれど、現在、ガソリンとディーゼルという内燃機関のクルマしか持たない同社は、これでハイブリッドをとびこえて、電気自動車の時代へと入ることになる。

「自動車史はここでひと段落し、新しいページをめくることになる」と記者会見の席上でジャガーのデザインを統括するイアン・カラム氏は語った。まさにその言葉を裏付ける内容を感じさせるモデルだった。

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