シリア・アレッポで12人の子どもが死亡 史上最大規模の砲撃続く

拡大
縮小
11月20日、シリアのアレッポで反体制派側が発射した砲弾が、政府側地域の学校に命中し、児童8人が死亡した。一方、政府側も激しい爆撃を繰り返し、反体制側地域で家族6人がたる爆弾で死亡した。 写真は反体制派の砲撃を受けた学校。シリア国営テレビの映像から(2016年 ロイター/SANA)

[ベイルート 20日 ロイター] - 政府側と反体制派側それぞれの支配地域で町が二分されているシリアのアレッポで20日、反体制派側が発射した砲弾が政府側地域の学校に命中し、児童8人が死亡した。一方、政府側も激しい爆撃を繰り返し、反体制側地域で家族6人がたる爆弾で死亡した。

政府側は15日以降、反体制派側が支配するアレッポ東部奪還に向けて総攻撃を仕掛けている。砲撃は6年に及ぶ内戦で最大規模となっており、市民に多くの犠牲者が出ている。

医療関係者2人が明かしたところによると、政府軍が深夜、アレッポ東部にたる爆弾を投下し、子ども4人を含む家族全員が窒息死した。医療関係者はたる爆弾に塩素ガスが含まれていたとみている。

内戦を監視しているシリア人権監視団は、爆撃があったことは認めたものの、塩素ガスの使用までは確認できていないとしている。塩素ガスは化学兵器禁止条約で禁止されており、シリア政府は一切の使用を否定している。

一方、シリア国営テレビは政府側が支配するアレッポ西部で、反体制派が発射した砲撃が学校に命中し、6歳から12歳までの児童少なくとも8人が死亡したと伝えた。またシリア人権監視団もこれを確認した。

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT