トランプ陣営、過激提案削除は「技術的理由」 リンクが復旧し再び閲覧できるように

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 11月10日、米大統領選に勝利したトランプ氏の選挙陣営の公式ウェブサイトから「イスラム教徒の入国禁止」を含む過去の過激な提案のプレスリリースが一時的に削除されたことについて、トランプ氏の広報担当者は技術的な問題が原因だったと明らかにした。写真はニューヨークで9日撮影(2016年 ロイター/Shannon Stapleton)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米大統領選に勝利したトランプ氏の選挙陣営の公式ウェブサイトから「イスラム教徒の入国禁止」を含む過去の過激な提案のプレスリリースが一時的に削除されたことについて、トランプ氏の広報担当者は技術的な問題が原因だったと明らかにした。

サイト上では、大統領選のあった8日前後からこれらのプレスリリースのリンク先が消え、削除されたように見えたが、米東部時間10日午後3時半にはリンクが復旧し、再び閲覧できるようになった。

トランプ氏の広報担当は電子メールで「ウェブサイトは一時的にプレスリリースページにあるすべての記事をホームページにリダイレクトしていた」と説明した。

当初、プレスリリースの削除について、トランプ氏が強硬政策を修正している兆しと受け取る向きもあった。

サウジアラビアの富豪アルワリード・ビン・タラール王子は10日放送のCNBCのインタビューで、イスラム教徒の入国禁止提案がトランプ陣営のサイトから削除されたとの報道を好感したと述べた。リンク復旧後のコメントは得られていない。

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