日経平均は様子見ムードの中、2日ぶり反発

FOMC結果待ちでも、東京市場はそろって上昇

19日の東京株式市場は主要2指標がそろって上昇。日経平均株価は前日比237円94銭高の1万3245円22銭と2日ぶり反発。TOPIXは同20.17ポイント高の1106.57と4日続伸した。東証1部の出来高は概算で28億1046万株、売買代金は2兆1172億円で、今週に入って初めて2兆円台を回復した。

前日のNY市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見ムードの薄商い。ただ、当局が市場の動揺を抑える手段を講じるのではとの観測が浮上し、短期的な戻りを狙った買いが入り、ダウ工業株30種平均は前日比138ドル高と3週ぶりの高値水準をつけた。

買い先行も膠着感の強い展開

東京株式市場はこの流れを引き継ぎ、寄り付き前の外国証券経由の売買動向は売り1300万株に対し買いが1930万株で差し引き630万株の4日連続の買い越し。これに加え、外国為替市場でやや円安に振れていることを好感し輸出関連株を中心に買いが先行。9時11分には今日の高値となる289円高まで買い戻された。ただ、買い一巡後は利益確定売りと円安一服から日経平均は前引けにかけ急激に伸び悩んだ。

前引け後のバスケット取引は約137億円が成立し、「売り買いほぼ均衡」と伝わった。

後場寄りの日経平均は、アジア市場が軒並み軟調に推移していることも足かせとなって前引けよりさらに35円下げてスタート。前場同様、FOMC後のバーナンキFRB議長の記者会見が明日未明に控える中、外国為替市場での円の小幅な値動きに一喜一憂する方向感のない展開が続いた。13時54分には上げ幅が100円まで縮小する場面もあったが、大引けにかけて日経平均は再び反発。ただ、取引時間中の高値と安値の差である日中値幅は200円割れ、始値と終値の差はわずか12円と膠着感の強い展開となった。

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