日経平均は様子見ムードの中、2日ぶり反発 FOMC結果待ちでも、東京市場はそろって上昇

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注目はバーナンキ会見

銘柄数では東証1部の77%にあたる1329銘柄が上昇するほぼ全面高の展開。値下がりは306銘柄、変わらずは75銘柄。業種別でも東証33業種のうち鉱業を除く32業種が値上がりした。鉄鋼は4%を超える上昇。海運や卸売り、情報・通信、保険、非鉄の5業種が3%超の値上がりした。

個別銘柄では、ソフトバンク、KDDI、ファーストリテイリング、京セラなどの上昇が全体相場を牽引。ホンダ、キヤノンなども高かった。

世界のマーケットの不安要因は本当に後退するのかどうか。注目はなんといっても20日午前3時半(日本時間)に予定されているバーナンキFRB議長の会見で、今後の相場動向に影響を与えるだろう。

山本 隆行 『会社四季報』元編集長

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やまもと・たかゆき / Takayuki Yamamoto

早稲田大学法学部卒。『週刊東洋経済』編集部に通算10年所属していたこともあるが、記者、編集者としての人生の大半を切った張ったのマーケット中心にささげてきた。『オール投資』『会社四季報』編集長、四季報オンライン編集長を歴任。著書に『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい』。

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