「イジメと戦争」はこの世から絶対に消えない

それでもタモリさんと考えた、唯一の解決法

なくそうとしても、どうしようもないのが「イジメと戦争」です(写真:Lebedzeu Raman / PIXTA)
「肩書はいらない」と宣言し、芸人の枠から飛び出したお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣氏。絵本の制作、町づくり、上場会社の顧問……これまでの常識を覆し、活動領域に枠を作らず新しい仕事を次々と創り出していく彼の目に、未来はどのように映っているのか?
2016年8月に発売された書籍『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』の中から、西野氏の独特かつ斬新な哲学の一部を、紹介していく。今回が第1回。

イジメとは一体何だろう?

イジメの起源は知らないけれど、腰を抜かすほど大昔からある。

何十年、何百年、何千年と繰り返され、何億人、何百億人、何千億人と犠牲になってきたわけだ。

広告費をかけて好感度の高いタレントを起用してイジメ撲滅ポスターを作ったり、正義感あふれる先生達が「イジメやめようぜ」と何万回と叫び続けてきたが、イジメはちっともなくなっていないし、今、この瞬間もどこかで誰かがイジメられている。

にもかかわらず、あいかわらず今日も、また広告費をかけてイジメ撲滅ポスターを作り、正義感あふれる先生達は「イジメやめようぜ」と叫んでいる。

「イジメやめようぜ」と呼びかけるのは、正しいことだと思うけど、しかし、それが残念ながら解決策でないことは歴史が証明している。何十年も何百年も同じことを叫び続けて、結局、イジメは今日もなくなっていないのだ。

まずは、この事実を受けとめないと何も変わらないんじゃないかな?
効かない薬をずっと飲んでいるようなもんだ。だからといって否定しているわけではないよ。

「正しいことだとは思うけど、その方法ではイジメは無くならなかったんだから、もしかしたら、イジメのなくし方は、それじゃないんじゃない?」という提案。

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