「産休から復帰」のために自分でやるべきこと やりがいを求めることに躊躇してはいけない

✎ 1〜 ✎ 120 ✎ 121 ✎ 122 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そもそも産休を取るのに遠慮する必要はまったくないわけですが、そうはいっても実際はいろいろと気を使われることかと思います。ただ、周りの皆がどう考えるかをいちいち考えて、転職判断を含めたご自身の人生にかかわる意思決定をしてはいけません。自分自身でできるかぎりの対策をすることで、自分の行きたい道を進むべきでしょう。

将来の結果は誰にもわかりませんが、結果はどうであれ、それが後悔しないいちばんの方法です。

やりがいのある仕事のほうがモチベーションも継続する

また、産休後の復帰はなかなかつらいのは事実でしょう。であれば、やりがいのある仕事、自分が面白いと思えたり、成長を実感できる仕事のほうがモチベーションも継続するというものです。

アンジェリーナさんは現在の仕事に対し、やりがいを感じておられないようですから、可能であればいろいろな意味で身軽な今すぐに転職して、少しでもやりがいのある仕事に従事されるほうが、長期的には正解でしょう。やりがいを求めることに躊躇してはいけません。

最後に余計なお世話かと思いますが、(されるのであれば)結婚式の準備も非常に大変でしょうし、新しい生活も大変かと思われます。

そのような中で今すぐとばかり転職を勧めてしまっておりますが、ぜひお体には気をつけてマルチタスクを乗り切っていただければと思います。

アンジェリーナさんが、周囲の意見や考えによらず、ご自身でできる準備をし、ご自身にとっての正解の道を歩まれることを応援しております。ぜひお幸せになってください。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事