「億トレーダー」になるには何が必要なのか 二人の株達人、「テスタ」「DUKE。」さんに学べ

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一方、DUKE。さんは言う。「おカネはあればあった方がいいが、守りたいと思う家族が出来たことが、今は一番のモチベーションだ。投資より家族が大事で、優先順位は家族が一番。2番に投資がある。家族がいるからこそ、投資で恥ずかしくない生き方をしたいと思える。テスタさんも家族が出来たらまたモチベーションが上がるかもしれませんね」。

「子供が大好き」と話すテスタさんが、次のステージに上がり、そこからどのような景色が見えているのかを、いつか聞いてみたいと思う。

さて、2016年も残すところ2カ月ちょっとになった。今後、二人はどのようなスタンスでトレードしていくのだろうか。

「相場が大きく動く時」を待つ

テスタさんは、「今年はまず年初に1億円を失って、2億円とって、また1億円失って、1億円とった。『何やってんねん』という一年に、ほとほと嫌気がさした。でも、その中でついに『待つ』ことを学習できたと思う。例えば、任天堂株の取り引きが『ポケモンGO』の人気化で盛り上がった時、全く負ける気がしなかった。これは2013年にアベノミクスがスタートした時と同じ感覚だ」という。

同氏は「これからも1年に1度か2度は、同じような動きをしてくれる相場が来るだろう。その時こそが取引をすべき時で、他は見ていても取引はしない。ようやく大負けしないスタイルを確立できたと思う。今年はそれをつらぬきたい。年末は、テーマで賑わうこともあるので地合いを見ながら、出来高が多く、値動きのある日に取引していく。盛り上がってから出動しても間に合うから」。

待つ姿勢は、DUKE。さんも同じだ。

「今年から来年にかけてはずっと弱気にみてきたため、1年を通してポジションはあまり持たずに、よっぽどの銘柄でない限り、買いポジションを上乗せすることはなかった。米国の利上げがきっかけなのか、別なことなのかわからないが、大きな下落局面を引き続き警戒している。米国の景気サイクルも限界にきている。今は、大負けしないようにすることが最優先だ。暴落を待ちながら、例えば、暴落時に一緒に下がっても、そこから戻すいい銘柄を探しておきたい。いい銘柄は、たくさんあるんですよ」。

対談の最後にテスタさんが言った。「僕らは、利益を出さなくてはいけないファンドマネージャーと違って、待つという戦略がとれるのだから」という言葉に、DUKE。さんも大きく頷いていた。

内田 まさみ フリーアナウンサー、ライター

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うちだ まさみ / Masami Uchida

1998年ラジオNIKKEIに入社し、「経済情報ネットワーク」「東京株式実況中継」などの番組を担当。フリー転身後は、アナウンサー業に加え、 雑誌や新聞などでの執筆活動や、ディレクターとして番組や音声コンテンツの制作も手がける。 著書に『FX 億トレ!7人の勝ち組トレーダーが考え方と手法を大公開』。

 

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