ネット民の怒りを招いたトランプ氏の発言 「悪いやつら」「嫌な女」

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 10月20日、米ネバダ州ラスベガスで19日に行われた米大統領選の候補者による第3回テレビ討論会で、共和党のドナルド・トランプ候補(写真)が語った「ここには悪いやつらが何人かいる」という発言と、ライバルの民主党クリントン候補に向けた「なんて嫌な女だ」いう発言が物議を醸し、ソーシャルメディアには怒りのコメントがあふれた。ラスベガスで19日撮影(2016年 ロイター/Carlos Barria)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米ネバダ州ラスベガスで19日に行われた米大統領選の候補者による第3回テレビ討論会で、共和党のドナルド・トランプ候補が語った「ここには悪いやつらが何人かいる」という発言と、ライバルの民主党クリントン候補に向けた「なんて嫌な女だ」いう発言が物議を醸し、ソーシャルメディアには怒りのコメントがあふれた。

こうした発言は、11月8日の投票を前に、トランプ氏がラテン系や女性からの支持拡大を狙う最中になされた。

討論会でトランプ氏は、メキシコ国境の警備強化を繰り返し主張。麻薬を米国に入れてはならないとした上で、「米国に何人かの悪いやつら(bad hombres)がいるが、そいつらを追い出す」と、スペイン語を用いて述べた。

「Bad Hombres」は討論会の夜、ソーシャルメディアで最も多く議論されたトピックスとなり、ブランド・インテリジェンス会社のアモビーによると、討論会の開催中や直後に約13万4000回ツイートされた。

トランプ氏はまた、公的年金基金への資金のために富裕層に対する税金を上げると語るクリントン氏を遮り、「なんて嫌な女だ」と述べた。

このコメントはオンライン上で性的差別発言と非難され、「嫌な女」という語句は20日の朝までに30万以上ツイートされた。

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