「イスラム国」が最大8000人規模で潜伏か

イラク軍がモスル奪還へ進攻

10月17日、イラク軍は、過激派組織「イスラム国」が支配する北部モスルの奪還作戦を米国などの支援を受けて本格的に開始した。写真はモスル東部の戦闘地域で上がる黒煙(2016年 ロイター/AZAD LASHKARI)

[モスル東部/バグダッド 17日 ロイター] - イラク軍は17日、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配する北部モスルの奪還作戦を米国などの支援を受けて本格的に開始した。作戦にはクルド人部隊やイスラム教スンニ派の部族も参加している。

人口約150万人のモスルはISにとってイラクにおける最大拠点で、2年前から支配下に治めている。

東部の前線では、クルド人兵士らが村々を掌握しようと進攻し、ヘリコプターが展開しているほか、爆発音も鳴り響いている。

米国防総省は、初日の作戦は予定より順調に進んだと明らかにした。

市内には4000~8000人の戦闘員

米軍主導の空爆により、これまでに大部分の支配地域からISを後退させたが、市内には4000─8000人の戦闘員がいるとみられている。

アラブ系テレビ局はIS戦闘員らがモスルから脱出していると伝えたが、住民らは電話取材に対し、これを否定。ある男性は「ISは空からの探知を避けるためオートバイでパトロールしており、同乗者が双眼鏡でビルや通りをチェックしている」と話した。

住民らによると、攻撃から身を守る準備をしたり、食料を備蓄するなどしているという。

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • ブルー・オーシャン教育戦略
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本人が知らない古典の読み方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>ガバナンス問われる英国原発

日立製作所が着々と進めてきた英国の原発計画。来年にはすべての認可を得て、進むか退くかの最終判断を迫られる。経済合理性は疑問だが、会長案件という思惑も絡む。今の日立はどう判断するか。まもなくガバナンス改革の真価が問われる。