私の愛する、ロシア・中国・英国エリートたち グローバルエリートの「友達の輪」(下)

✎ 1〜 ✎ 50 ✎ 51 ✎ 52 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ランチを売るたびに、途上国の子供に給食を

サーシャが考えている次の冒険は、今、英国ではやっている“靴を買ったら、途上国の子供に靴が1足プレゼントされる”というアイデアにヒントを得たものなのだ。

これはお客さんがランチボックスを買ったら、途上国の子供に給食を1食プレゼントするというアイデアで、その箱を特徴的なものにしてセレブリティの“善行をし、そのことを人に認知されたい”という気持ちを刺激しつつチャリティを促進するベンチャーである。彼女の父親はロンドンでベンチャーキャピタルを経営していたため、サーシャには父親譲りのビジネス感覚も備わっている。

このすてきなアイデアをサーシャと一緒に進めたい企業の方や、来たる参院選で落選確実視されて焦っている議員の皆さんは、オバマ大統領の再選キャンペーン仕込みのサーシャに助っ人をお願いしてはどうだろうか。ただし彼女が写真のとおりきれいだから、という理由でお近づきになろうとするのは控えていただきたい。なにせここだけの話、私もサーシャのことが好きなのだから。

本日は長くなってしまったので、この辺で勘弁しておこう。今後も世界各国のグローバルエリートたちの生き方を紹介し、親愛なる読者の皆様がグローバルキャリアに目を向けるきっかけとなり、皆様のグローバル進出をお手伝いすることができれば幸いである。

ムーギー・キム 『最強の働き方』『一流の育て方』著者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Moogwi Kim

慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、大手コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当した後、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著)など。『最強の働き方』の感想は著者公式サイトまで。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事