ソニー社長、物言う株主に「前向き」 経営方針説明会、3つのポイント

拡大
縮小

その2:中核3事業の目標を引き下げ

2つめのポイントはさりげなく中核3事業の目標を引き下げたことだ。

平井社長は昨年4月に策定したばかりの2015年3月期(来期)をゴールとする経営目標の「中身」を修正した。

全体の目標である「グループ売り上げ8兆5000億円、営業利益率5%以上、ROE10%、エレクトロニクス事業売上高6兆円、営業利益率5%」の目標については昨年4月12日発表当時の目標から変えていないが、中核3事業と位置づけるデジタルイメージング、ゲーム、モバイルの貢献度見込みを以下のように修正した。

●モバイル(スマートフォン、タブレット、ノートパソコン)

【従来目標】売上高:1兆8000億円(うちノートパソコン8000億円)/営業利益率:収益性の大幅な改善を目指す

【新目標】売上高:1兆5000億円(ノートパソコン除く)/営業利益率:4%

●デジタルイメージング(イメージセンサー、デジタルカメラ、ビデオカメラ)

【従来目標】売上高:1兆5000億円/営業利益率:2ケタを目指す

【新目標】売上高:1兆3000億円/営業利益率:10%以上

●ゲーム(プレイステーション)

【従来目標】売上高:1兆円/営業利益率:8%を目指す

【新目標】売上高:1兆円/営業利益率:2%

●エレキ事業に占める中核3事業の貢献度

【従来目標】売上高:70%/営業利益:85%

【新目標】売上高:65%/営業利益:約80%

次ページリーダーシップに自信
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT