列車衝突事故、アメリカ東部でまたもや発生 <動画>作業用の車両に衝突して脱線

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ロングアイランド鉄道の旅客列車は、10月9日、ニューヨークのニューハイド・パークのコミュニティー近くで脱線。この事故により29人が負傷し、両方向の主要区間での運行が中断された。

この事故の明確な状況に関する正式な説明は、直ぐに聞くことはできなかった。警察によると、この事故は現地時間10月8日午後9時頃に発生。旅客列車はマンハッタンからおよそ東へ20マイル(32 km)行ったところで、工事用列車と衝突した。

ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事による10月9日の発表によれば、工事用列車が同じ方向に走っていた旅客列車の行く手を阻んだ原因を調査しているとのこと。ナッソー郡エグゼクティブクラスのエド・マンガーノ執行長は記者会見で、29人が病院で治療を受けたが、骨折や脳震とうのような命に別状のない怪我であったと述べた。さらに多数の乗客が、擦り傷や打撲と診断されたり、現地で治療を受けた。

9日前にも衝突事故

クオモ州知事によると、12両編成の列車がおよそ600人の乗客を乗せて、ロングアイランド鉄道本線を東に向かって走っていた時、先頭の3両がニューハイド・パークから東へ半マイル行ったところで脱線したという。乗客たちは「通常の速度で走っていた列車が、少し揺れ始め、それから何かにぶつかり、停車する前に、激しく揺れ出した後、その窓から火花や炎が見えた」と地元メディアに語った。

ニューハイド・パークの事故現場は、ニューヨークシティクイーンズ区との境界のまさに東側に位置している。ロングアイランド鉄道は、アメリカ最大の都市への最も混雑する通勤路線の一つであり、この脱線により、両方向の運行を一時中断せざるを得なかったと述べた。

ロングアイランドでの事故は、ニューヨークシティの西側郊外からの主要通勤路線の、ニュージャージー州ホーボーケンの終着駅で、旅客列車が衝突した事故の9日後に発生した。ホーボーケンの衝突事故では1人が死亡し、100人以上が負傷していた。

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