「安く買い叩かれる物件」を間取り図で見抜け 「売りたいときに売れない」リスクを回避せよ

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【ミッション2】リフォームしにくい間取りを見分けろ!

現状に合わせて物件を作り替えるのが、リフォームだ。ここまで説明してきた「可変性」とは、結局、「リフォームのしやすさ」といえる。

「リフォームを行った際に困ったことは何か?」という質問に対し、いちばん」多い答えが「見積もりよりも料金がかさんでしまった」だ。リフォームの際には、とにかく料金に関する問題が多い。あなたがマイホームを売りに出す際のメリットとして、新築より価格が安いことが挙げられるのだが、リフォームに多額を要するようでは、そのメリットも半減してしまう。結局、大幅な値引きを余儀なくされてしまうのだ。

では、下の2つの間取りでは、どちらがリフォームしやすいだろうか? たとえ購入時にはリフォームの予定がなかったとしても、リフォームしやすい間取りは、そうでない間取りと比べて売却時の値下がりが抑えられるため、非常に重要な問題だ。

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