一方で、日立は今年、4年ぶりにシーテックに帰ってきた。日立は「今年のシーテックは(さまざまな機器をネットにつなげる)IoTに注力している。社会イノベーション事業でIoTを推進している日立と方向性が合致する」と出展の意義を語る。
日立が帰ってきたのには理由がある。ジリ貧状態を脱するために、シーテックは今年、看板のかけ直しに踏み切っていたのだ。
シーテックの運営は電機・電子・半導体の3業界団体の主催で、運営を担う幹事団体はJEITA(電子情報技術産業協会)とCIAJ(情報通信産業ネットワーク協会)の持ち回り制となっている。今年の幹事はCIAJだ。
2000年の開始以来、シーテックは「IT・エレクトロニクス見本市」を掲げてきたが、今年はその旗を降ろした。新たに掲げたのが「CPS/IoT EXHIBITION」。CPSは「サイバー・フィジカル・システム」の略。実世界(フィジカル空間)にあるデータを収集し(インターネット上などの)サイバー空間で分析し、そこで創出した情報や価値で産業活性化や社会問題の解決を図るものだ。
この記事は有料会員限定です
残り 1196文字
