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「ジャケパン」がパッとしない男が陥るミス その原因はスラックスの合わせ方にあった

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  • 森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト
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裾幅が狭い18~19.5センチのスラックスをワンクッションで合わせる場合、大きなたるみがまとまらず、クシャっとした足元の印象がだらしなく見えてしまうからです。一方、ワンクッションに合うスラックスは、裾幅20センチ以上のクラシックなタイプなのです。裾幅に合わせて、パンツ丈の適切な長さは変わります。狭い裾幅のスラックスを選ぶとき、「ハーフクッション丈でモーニングカット」という仕様を私はお薦めしています。

「モーニングカット」とは、フォーマルウエアであるモーニングコートのスラックスで使われていた裾型です。5~10ミリ程度の傾斜を裾の前後につくることで、クッションと呼ばれるセンタープレスのたるみを小さめに抑えながら、後ろ姿はスラッと美脚効果をもたらしてくれます。

裾の仕上げが、オフィシャルな印象を生むシングル仕上げのときのみ対応可能です。ダブル仕上げは、そもそもカジュアルな印象なので、モーニングカットに向きません。

そのスラックスは、本当にジャストサイズか?

カジュアルファッションのみならず、ビジネスファッションも、ここ10年でシルエットを重視する時代に突入しました。スーツ量販業界最大手の青山商事が運営する「THE SUIT COMPANY」では、シャツ・ジャケットのみならず、スラックスまでタイトモデルが発売されています。しかし、センタープレスが消えてしまうほど、ピタッとしたスラックスのビジネスマンを見かけることがありませんか?

スラックスのジャストサイズは、体感的なウエストのフィット感に委ねられがちです。しかし、センタープレスを生かすべきパンツだからこそ、攻めすぎたサイズ感はジャストではなく、窮屈に見えてしまいます。

スラックスのジャストサイズを客観的に確認するため、ポケットの開き具合をチェックしましょう! 直立の状態で、スラックスのポケットがぱっくり開いているならば窮屈な証拠。これはジャケパンのみならずスーツスラックスにも共通する考え方です。

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