歌舞伎役者、若さの2つの秘訣
今年4月、老朽化のため建て替え工事をしていた歌舞伎座が、めでたく開場しました。建物は従来と同じ和風の建物。しかし、併設された29階建ての近代的なビルとのアンマッチさに、違和感を抱いた人は少なからずいたのではないでしょうか。その一人がほかならぬ歌舞伎役者の市川海老蔵さん。ある記者会見で「あまり好みじゃない」と、奔放な発言をしています。
奔放といえば、結婚する以前の海老蔵さんは数々の女性遍歴で知られていました。しかし、よくよく考えると海老蔵さんに限らず歌舞伎役者は女性にモテます。たびたび、彼らと女優やモデルとの恋のうわさがマスコミをにぎわせています。ある大御所に至っては、70歳のときに20歳の女性とのホテルでの密会を、写真週刊誌にすっぱ抜かれたことさえありました。まさに“生涯現役”です。
さて、モテモテの歌舞伎役者さんたちは、見た目がとっても若々しい。年を取っても、華やかさがあります。その秘訣はいったい何でしょうか? 答えはこの写真が示しています。
半分冗談で、半分本気です。秘訣は2つ。まずひとつ目は肌の「ハリ」。歌舞伎役者は、顔の表情を目いっぱい使って喜怒哀楽を表現します。こうした表情を繰り返し作ることによって、顔の筋肉、つまり表情筋が鍛えられ、顔全体にハリがでるというわけです。
顔には57個の表情筋があります。これは腹筋や背筋と同じ筋肉そのもの。筋肉は年を取るとともに緩み、それが見た目の老化につながります。たとえば、腹筋が緩むと内臓の重みを支えきれず、お腹回りがだらりと緩みメタボになってしまいます。
同じように、表情筋も年とともに緩みます。例えば目の周りの筋肉(=眼輪筋)が緩んで目尻が下がり「おじいちゃん顔」になっていくのです。しかし、表情筋が鍛えられるとハリが出て、いつまでも若々しさを保つことができるのです。
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