女性活用で、韓国にも引き離される日本 ガラパゴス化している、日本の女性活用【第2回】

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管理者であるマネジャーも、仕事の与え方や評価の仕方の難しさに悩むことが多い。

そして、そのような状態に、徐々に負い目を感じるようになる利用者たち。さらに長期の時短勤務を利用することで、仕事の時間は減ったが、実は自分の時間は増えていない。家事育児をほとんど一人でこなすことで、日常生活で疲弊し仕事に十分力を入れることができなくなる人もいる。

ダラダラ男性社員が得をする

このように突き詰めていくと、時短勤務者だけの問題ではなく、女性が長期の育休や時短勤務を活用しなければ両立できない、下記のような日本独特の事情もある。
  ・慢性的な長時間労働 
  ・夫が家庭責任を果たさない
  ・海外のように安い家政婦がいない
  ・「子育ては女性」という根強い男女の固定的役割分担

さらには、
  ・生産性が低くダラダラ残業している男性社員のほうが給料や評価が高い
という不公平な状況も多々生じている。

 さまざまな背景、事情、社会規範や価値観が複雑に絡み合っている状況の下で単に制度を導入しても、問題が生じることが多い。つまり、育休や時短勤務の導入には、仕事に支障なく、適応するための土俵、条件や仕組みが不可欠なのである。

次回以降では、これらについて掘り下げていこう。

 

■CSR企業総覧

企業評価の新たな視座として浸透してきたCSR(企業の社会的責任)。上場企業をはじめ有力1128社におけるCSRの取り組みを、国内最大規模のデータベースから各企業個別に紹介した、日本で唯一の刊行物。

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パク スックチャ アパショナータ代表&コンサルタント

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パク スックチャ

アパショナータ代表&コンサルタント ダイバーシティ(多様性)/ワーク・ライフ・バランス 日本生まれ、韓国籍。米国 ペンシルバニア大学経済学部BA(学士)、シカゴ大学 MBA(経営学修士)取得。米国と日本で勤務後、日本で米国系運輸企業に入社。同社にて日本・香港・シンガポール・中国など、太平洋地区での人事、スペシャリストおよび管理職研修企画・実施を手がける。2000年に退社し、日本で最初にワーク・ライフ・バランスを推進するコンサルタントとして独立。企業での社員の意識改革、働き方改革及び教育研修に携わる。同時に、米国とアジアに精通したグローバルな経験を生かし、ダイバーシティ(多様性)推進に力を注ぐ。企業にもメリットをもたらす手法で進める在宅勤務導入コンサルティングで成功実績を出し、企業での在宅勤務(テレワーク)も専門とする。著書『アジアで稼ぐ、「アジア人材」になれ!』(朝日新聞出版)、『会社人間が会社をつぶす−ワーク・ライフ・バランスの提案』(朝日選書)など。 http://www.worklifebalance.co.jp/

 

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