イオンはダイエーを再建できるのか 丸紅からダイエー株を買い子会社化へ
流通大手のイオンは、4月にもダイエーへの株式公開買い付け(TOB)を実施し、子会社化すると発表した。ダイエー株を約29%持つ筆頭株主の丸紅はTOBに応じ、約24%分を約130億円で売却。イオンは持ち株比率を44%以上に引き上げる。グループの売り上げ規模は6兆円を超す。
バブル崩壊後に多額の負債を抱えたダイエーは、産業再生機構からの支援を経て、丸紅とイオンの下で再建に取り組んでいるものの、業績は回復せず、2013年2月期は5期連続の最終赤字となる見通しだ。
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