この夏、九州で「マスクが爆売れ」した理由 類を見ない猛暑がもたらした"異常"
吉野ケ里遺跡(佐賀県)では夏休みの入場者数が1割近く減り、無料で貸し出す日傘や帽子はフル回転に。炎天下にさらされる屋外施設が苦戦する中、ビアガーデンはおおむね好調。「雨が降るより暑い方が……」と福岡市・天神にある福岡ビル屋上のビアガーデンの担当者。屋外の席が使えない雨の日が2日だけだったことが影響したようだ。
観光施設の中には、涼しくなる夕方以降に活路を見いだしたところも。ハウステンボス(長崎県佐世保市)は夜に照明が浮かび上がる「光るナイトプール」が好調で、ハーモニーランド(大分県日出町)は、夕方から入場できる「イブニングチケット」が8月は前年比4%増となった。気持ちから涼しくなればと、お化け屋敷などの屋内イベントに力を入れた北九州市のグリーンパークは、7月の月間入園者数が2万308人と過去最高となった。
リオ五輪の影響もみられ、会員が約300人いる「博多卓球道場」(福岡市)は10人以上が新規加入。200メートルバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人選手が通っていた「柳川スイミングクラブ」(福岡県柳川市)でも見学者が増えた。
qBiz 西日本新聞経済電子版の関連記事
地方に成長を求める「フーターズ」 福岡進出に意欲(動画付き)
平戸レストハウス「大改造」暗礁に コスト”劇的”増に市議会難色
3D顔鑑定 犯人逃がさぬ 福岡県警 九州で唯一配備
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら