この夏、九州で「マスクが爆売れ」した理由

類を見ない猛暑がもたらした"異常"

あまりの暑さに冷房の効いた部屋で過ごす時間が長くなり…(写真:Bilbo / PIXTA)

西日本を中心に記録的な酷暑となった8月。今夏はリオデジャネイロ五輪のメダル獲得に刺激され、卓球や水泳教室に通う子どもが増え、熊本地震の被災地は「九州ふっこう割」を利用した観光客でにぎわった。

うだる暑さに負けじと冷菓や氷が飛ぶように売れ、暑さ対策のため夜間営業で集客を図ったレジャー施設も。九州の夏を振り返った。

35度以上を記録した日が過去最多に!

当記事はqBiz 西日本新聞経済電子版の提供記事です

夏物商戦ではちょっとした異変があった。ディスカウント店のMrMax(福岡市)によるとマスクの売り上げが前年比4割増。担当者は「あまりの暑さに冷房の効いた部屋で過ごす時間が長くなり、喉を痛める人が多かったようだ」。

九州では最高気温35度以上の猛暑日が続き、福岡県久留米市と熊本県菊池市は8月に入ってから(記事執筆時まで)の30日のうち25日、大分県豊後大野市では24日と過去最多を更新。九州北部の平均気温は平年より1・5度高かった。

気温の上昇に伴い、涼しさを求めた商品の売り上げはアップ。「ブラックモンブラン」などを製造する竹下製菓(佐賀県小城市)では冷菓の売り上げが前年比2割増。氷の卸屋「青木一男商店」(福岡市)でも同2割増の売れ行きだった。

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