東京會舘、建て替えで「丸の内戦争」に挑む

商工会議所など周辺2ビルと一体で再開発

皇居を望む日比谷通りに面した東京會舘(中央)と東京商工会議所ビル(左)

東京駅の丸の内駅舎がリニューアルした丸の内地区ではここ数年、ビルの建て替えによる再開発が活発化している。この春には東京駅丸の内南口前の東京中央郵便局も、旧局舎の外観をそのままに、高層ビジネスビル「JPタワー」として3月21日に生まれ変わる。皇居を望む日比谷通り側でも、新たな再開発計画が発表されている。

三菱地所と共同で14年秋から大規模再開発

丸の内3丁目で婚礼・宴会場を手掛ける東京會舘が、隣接する富士ビル、東京商工会議所ビルと一体で再開発する計画を2012年11月に発表している。東京會舘の本館は元々三菱地所との共同所有で、日比谷通りから見て裏手の富士ビルも三菱地所の物件。東京商工会議所ビルは同会議所の所有だが、3ビルが同一街区にあるため、共同ビルを開発することにした。

12年11月に三菱地所に本館建物を譲渡。14年秋までに新共同ビルの設計・運営方法を具体化し、現本館の営業は同時期で終了する。新しい共同ビルでの営業開始は18年春を予定している。

道路に面した外壁の高さは丸ビルや新丸ビルと同じレベルにとどめ、少し奥まった部分から高層オフィスビルとなるセットバック方式が採られると推定される。このため、大宴会場など東京會舘が入居するのは道路まで張り出した低層階の部分になるのではないか。

日比谷通りに面した東京商工会議所ビルと東京會舘の外観はそれぞれに特徴があるため、新ビルが旧2ビル、あるいは富士ビルを含めた旧3ビルの外観を生かしたデザインとなるのかどうか、注目される。

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