スズキ、保有する富士重工株をすべて売却

売却益468億円を特別利益に計上へ

 8月8日、スズキは、同社が保有する富士重工業の全株式の売却を決定したと発表した。写真はスズキのロゴ、都内で2015年11月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 8日 ロイター] - スズキ<7269.T>は8日、保有する富士重工業<7270.T>の株式全て1369万株を9日に売却すると発表した。売却価格は527億円(1株当たり3852円)。売却益は468億円で、2016年7―9月期連結決算で特別利益として計上する。

スズキは2000年から富士重株を保有していたが、コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の導入を機に、持ち合い株の見直しを決めた。売却益の使途は未定。業績予想の修正が必要な場合は速やかに開示するとしている。

一方、富士重は8日終値の3852円で9日、午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引で自社株1500万株(発行済み株式総数の1.92%)・580億円を上限に買い付けを行う。同社は5月の16年3月期連結決算発表時、1500万株を上限とする自己株取得の方針について発表済み。

富士重は16年3月末時点でスズキの株式578万株(発行済み株式総数の1.18%)を保有している。

 

 

(白木真紀)

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