ホンダ「N-BOX」の人気がいまだ落ちない理由

発売5年目のモデルは何が評価されているか

ホンダ「N-BOX」の魅力とは?(写真は2013年の東京モーターショー、撮影:尾形 文繁)

昨年4月の軽自動車税引き上げ(7200円→1万0800円)を受けて、2015年度(2015年4月~2016年3月)の新車販売台数が前年度比16%減の約181万台まで落ち込んだ軽自動車市場。各社が販売減に苦しむ中、ダイハツ工業「タント」から2年ぶりに王者を奪還したのはホンダ「N-BOX」シリーズだった。

全国軽自動車販売協会連合会によると、2015年度の車名別軽自動車新車販売ランキングのトップ10は以下の通りだ。

1位:ホンダ「N-BOX」 17万2614台(前年度比8.6%減)
2位:ダイハツ工業「タント」 15万5768台(27.5%減)
3位:日産自動車「デイズ」 14万0413台(16.2%減)
4位:スズキ「アルト」 10万6852台(8.7%減)
5位:スズキ「ワゴンR」 10万0461台(35.8%減)
6位:ダイハツ「ムーヴ」 9万9466台(26.6%減)
7位:スズキ「ハスラー」 9万3212台(18.5%減)
8位:ダイハツ工業「ミラ」 8万5326台(30.6%減)
9位:ホンダ「N-WGN」 8万4268台(32.8%減)
10位:スズキ「スペーシア」 7万5780台(30.2%減)

ロングセラーモデル、N-BOXの魅力とは

燃費データ不正問題に揺れる三菱自動車の軽自動車が1車種もランクインしていないことが気になりつつ、2014年末に全面改良したスズキ「アルト」を除いて、N-BOXが他車種に比べて落ち込み幅が少ないのは目を引く。N-BOXは2011年末に登場し、2012~2013年度にも軽自動車新車販売台数でトップに立っており、年間チャンピオンは通算3度目となる。

ダイハツ工業やスズキといった軽自動車の大御所を抑え、発売5年目に入っても人気が落ちていないロングセラーモデルとなっているN-BOXの魅力とはいったい何か。

次ページ先発の競合車をかなり研究した結果か
自動車最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • コロナ後を生き抜く
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
おうちで稼ぐ、投資する!<br>在宅仕事図鑑

コロナ禍の下、世代を問わず広がったのが「在宅で稼ぐ」ニーズ。ちまたにはどんな在宅仕事があり、どれくらい稼げるのか。パソコンを使った「デジタル小商い」と「投資」に分け、誰にでもできるノウハウに落とし込んで紹介します。

東洋経済education×ICT