その志村さんが中学校時代に夏の甲子園に足を運んだ際、視線の先にいた憧れの人物がいる。当時1年生ながら早稲田実業のエースとして、チームを準優勝に導いた荒木大輔さん(52)だ。
荒木さんは夏春5季連続で甲子園に出場し、1983年にドラフト1位指名で東京ヤクルトスワローズ(当時の球団名はヤクルトスワローズ)へ入団した。1996年に横浜ベイスターズへ移籍し、翌年引退するまでプロ通算39勝49敗の成績を残している。
プロを選ばなかった志村さん、プロを選んだ荒木さん。2人はそれぞれ違う道に進んだが、ともに「高校野球時代の友人が大きな財産」と口を揃える。「桐蔭学園のチームメイトとは毎年、箱根などで忘年会を開いている。17人いた同じ世代のうち、12~13人は必ず集まる」(志村さん)、「みんなが集まったときは辛かったときの練習や、報徳学園や池田高校といった強豪校との戦いが今でも話題になる」(荒木さん)。
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