ポケモンGOを巡って発砲事件、ジムが標的に

29歳カナダ人女性がジムに向かって発砲

「ポケモンGo」は、世界中で社会現象になると同時に、さまざまな問題も引き起こしている(写真:Ilya Naymushin/ロイター)

カナダ・トロントの街中で23日夜、スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO」に夢中になっていたユーザーに、女性が自宅の屋上からペレット銃を発砲したとして逮捕された。地元の警察当局が25日に発表した。

警察が目撃者の証言として発表したところでは、この29歳の女性は二階建ての家屋の屋上から少なくとも4発を撃ったが、けが人はなかった。

警察の広報担当者によると、現場はトロント北部のニューマーケット地区にある通りの一角。ゲームの拡張現実(AR)上では、プレイヤーが対戦する「ジム」が置かれていたという。

事件発生時にどの程度のプレーヤーが現場付近にいたかは今のところ不明だが、同担当者は、その一角にはかねてからプレーヤーが多数集まっていたとした上で、「精神衛生上の問題を示す要素は何もない」と語った。警察によれば、発砲した女性は抵抗することなく逮捕され、武器による暴行を行った罪と、危険な目的で武器を所持していた罪で起訴された。それぞれ、最高刑で懲役10年の罪だ。

苦情の電話も多数

ニューマーケット地区を管轄するヨーク地域警察署は、ポケモンGOのプレイヤーについて懸念する電話が市民から「多数」あったことを明らかにした。さらに、ゲーム参加は違法ではないが、プレーヤーは不法侵入をしないよう注意しなければならないとの見解を示した。

カナダではポケモンGOをめぐり、プレイしていた若者2人が先週、知らず知らず米国に違法越境してしまう事件が起きている。

このゲームは配信開始以来、スペインからオーストラリアまで予想外の人気を集めているが、プレーヤーが夢中になってしまうことから、交通事故などが多発している。

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