アウディ「Q2」はいったい何が魅力なのか 17年に日本導入されるコンパクトSUV

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横置きされるエンジンは1リッターから2リッターまでと幅広く、前輪駆動とクワトロと呼ばれるフルタイム4WDシステムが用意される。日本に導入予定は、999ccの3気筒ターボの「Q2 1.0 TFSI」と、1394ccの4気筒ターボの「同1.4 TFSI」の2車種。ともに7段ツインクラッチの変速機で、前輪駆動となる。プラットフォームは、(日本に入っていないが)アウディ A3の3ドアと共用だ。どちらも走りは楽しい。別の個性があるモデルだった。

 

信頼感が高くてドイツ車の本領発揮

日本仕様は1.0TFSIも1.4TFSIも7段ツインクラッチ

アウディ Q2 1.0TFSIは、85kW(116ps)の最高出力と200Nmの最大トルクを持つ。さきに触れたとおり日本仕様は7段Sトロニックとなる予定だけれど、今回は間に合わず6段マニュアル変速機での試乗となった。1.0TFSIのよさは軽快さだ。とくに3000rpmから上では活発。高速での巡航などではもっと低い回転数で十分流れにのっていける。カーブを曲がるときの動きは、軽いエンジンの恩恵が大きい。ノーズが気持ちよく内側に入っていく。やや重めの設定の電動パワーステアリングホイールも正確で、ワインディングロードはいいペースで走れる。信頼感が高くてドイツ車の本領発揮という感じだ。

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