ベールを脱いだアジア最強のエリート養成校

世界中から貴族が殺到!

――日本で分校をつくる考えは。

日本も考えたが、すべてを英語で行う教育を日本でするのは大変。最初に行く場所は、英語が通じるところだと考えた。

もちろん、教師陣はイギリスから招く

――実際に生徒はどのような地域から集まっていますか。

最初はシンガポールを中心に生徒が来ると思っていた。実際は半分ぐらいで、残りはジョホーバル、南マレーシア、ほかの海外からも幅広く生徒が集まっている。イギリスとは明らかに違ってきた。イギリス校では75%が英国籍の生徒だ。

生徒たちにとって、幼い頃からイギリスの一流の教育を受けながら、アジアに触れることができる。そんな学校はほとんどない。マレーシア校は、フランチャイズではなく、カレッジ、分校だ。すべては教育のためであり、おカネやビジネスのためではない。先生もイギリス校から先生を全て呼び寄せるかたちだ。

――アジア校の特徴は。

カリキュラムはイギリスとほとんど一緒。違うところは、第1外国語として中国語を教えている。イギリスでは欧州諸国の言語しか選べない。フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語がメインだ。こちらは、中国語、スペイン語、マレー語などが選べる。中国語の先生は中国本土からの先生だ。

――日本人が入学するために努力すべきことは。

まず、マルボロに子どもを入れるのに必要不可欠なのは、英語を身につけることだ。英語のせいか、日本から来た親子は皆すごく緊張している。日本人の生徒の中には、一度では受からなくても、英語を磨き、またチャレンジして入学できた子もいる。

――アジア校で実現したいことは。

まず、アジア校では、本当に世界各国からの学生を求めている。なぜなら、世の中の多くの問題は文化や信仰、人種を理解していないために起きている。それを子どものうちからミックスすることで、うまくいくことを実現させたい。特に、子どものうちから教育していけば、とても簡単に上手にできる。

世界各国のエリートが集う

10以上の国籍の子どもを同じクラスにすると、2~3つの宗教上の違いは当然のように存在する。本当の意味での文化の融和が可能になる。子どもたちにとって、宗教による壁はとても低く、あなたが、何で、誰なのかはクラスメイトと仲良くなるうえで、そんなに重要な問題ではない。

 学校が国の間でも難しい問題を教育の現場で簡単に解決できたら、とてもすばらしいことだ。イギリス校では白人のための教育になっているが、これからはもっと多様性を持たせることが可能なはずだ。次の世代が生きる世界は、まさに多様性が重要になる世界だろう。

若い人には外に出て社会問題に直面してもらいたい。そこで彼らが何かを解決できるようにする。それが、教育だ。決して、テストに合格することだけが大事ではない。生徒たちの人生が、社会からもらってばかりの受け身で終わるのではなく、何かを社会に与えられるようになってほしい。

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