日本よ、グローバルを超えた先進国をめざせ

弱肉強食のグローバリズムでは、世界はもたない

日本はプラネティズムを世界に広めよ

東日本大震災の時に略奪や暴動もなく、日本人が整然と助け合う姿を見て、世界中から驚きの声が上がったことは記憶に新しい。

日本人同士が同じ価値観を共有して、個人よりも家族、家族とおなじくらい隣人や地域を大切にする「共生思想」は、日本人にとっては当たり前のことで、水や空気のようなものである。

ところが、相手を尊重し合うこれらの忖度文化は日本人同士なら成立しても、相手が異民族になると、ギクシャクしてしまう。日本の高い教育水準からみればISOやコンプライアンスなどはわざわざ横文字で言われなくても解っている小学校レベルの概念である。大人が子供を騙すときにわざわざ難解な言葉で誤魔化す程度の話ではないのか?逆に共生思想や忖度文化は、欧米人にとっては明確でなく、難易度が高くて理解が及ばないのかもしれない。

そこで、日本人に適合した新しい考え方を提案したい。

グローバリズムと良く似た言葉にプラネティズム(Planetism)がある。これは地球環境主義のことであるが、価値観の優先順位が個人利益<地域利益<国家利益<地球利益になるような共生社会を目指すという考え方である。

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