東京ディズニー、30周年待たず過去最高 ダメ押しはスプリングヴォヤッジ前倒し

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ディズニーはやっぱり強かった――。

4月からの「東京ディズニーリゾート(TDR)」開業30周年イベントを前に、TDRを運営するオリエンタルランドは、今2013年3月期の入場者数や業績について、やや控えめな計画を変えていない。

しかし、オリエンタルランドが1月30日に発表した12年4~12月期(第3四半期までの9カ月合計)の決算数字を見るかぎり、30周年の来期を待たずに、入場者数も利益も前倒しで過去最高を更新してしまいそうな勢いだ。

トイ・ストーリー、ダッフィーの新イベントが貢献 

東洋経済では今回の12年4~12月期決算を受けて、売上高は過去最高だった09年3月期の3892億円を4期ぶりに更新、営業利益は前12年3月期に続き過去最高を更新する可能性が高まったと見ている。

12年4~12月期は売上高が3051億円(前年同期比13.1%増)、営業利益が733億円(同29.1%増)、純利益が468億円(同73.1%)と、第3四半期までの合計数字としては、いずれも過去最高を更新した。

前12年3月期は東日本大震災直後で休園を余儀なくされたのに対して、今期は期初から通常状態に復帰。TDRを構成する2パークのうち、東京ディズニーシー(TDS)で12年7月に開業した新アトラクション「トイ・ストーリー・マニア!」が夏場以降の集客を大きく牽引したほか、TDSの「スプリングヴォヤッジ」(4~6月)、東京ディズニーランド(TDL)の「夏祭り」(7~8月)など季節イベントの新設が、首都圏客を中心としたリピーター需要を大きく盛り上げた。

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