プロ直伝!軽量かつ最強のイマドキ出張装備 「サブの2台目」はスマートフォンが大活躍
今年は海外出張が多い。国内出張も多い。海外は1月からほぼ毎月どこかに行っている。今月も現在、サンフランシスコ―ロサンゼルスと移動しながらの取材の最中である。なんだろう、あんまり自宅にいる記憶がない。
実は、海外出張の前の週は、新著の執筆で都内某所にこもっていた。いわゆる「缶詰」という奴だ。別にかっこよくはない。他の用件を全部シャットダウンし、書籍の執筆に専念しなきゃいけないくらい切羽詰まっている、というだけの話だ。そんなスケジュールをひく原因になった、どこかの誰かに恨み言を言いながら仕事中である。
というわけで、今年はとにかく、出張装備のまま仕事をすることが多い。せっかくなので、私の出張装備について解説してみよう。このメルマガでも過去の出張装備に触れているので(検索してみたところ、2015年1月29日 Vol.067で書いたようだ)、バックナンバーなどを使い、そちらも参照しつつお読みいただけるととてもありがたい。
「出張装備」と「日常装備」の差が減った
さて、私の出張装備、とはいうものの、過去と現在ではけっこう方向性が変わった。2014年あたりが境目だったように思うが、過去には「出張装備」と「日常装備」の間に大きな差があった。毎日使っていて、カバンに入っている仕事用の道具と、出張用のものは全然違ったのだ。
だが現在は、出張装備と日常装備の差は減った。PCもしくはタブレットが1台増えること、カメラを入れ替えること。それだけだ。
そもそも筆者は、「出張時には必須の道具を2つもつ」ことをポリシーとしてきた。PCも2台、カメラも2台、電話も音声レコーダーも2台だった。片方がなくなったり、壊れたりしても大丈夫なように、である。
結果、機内持ち込み荷物はかなり重く、大きかった。サブのカメラ用のACアダプターやサブのICレコーダーなどは、預入荷物に入れておくようにしていた。
だが、である。
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