SNSで「勝手に不幸になる人」の根本的問題

「間違った相手」と自分を比べていないか

一方で、SNSを「リアルな関係の補助ツール」と割り切って考えることができれば、これほど有効な道具はありません。興味のある情報を得て、欲しかったものに出会えたり、美味しいお店を知るきっかけとなったり、生活を豊かにするサポートになります。また、親しい人の日々の動向が何となくわかると、普段会えなくても、繋がっている感覚を持てます。

実際、久しぶりに会った知人と話をするとき、お互いの近況がわかって話を早く・深く進めることもできるようになりました。また、思いがけず、昔の知り合いと再会できた方々も多いのではないでしょうか。

さらに、日々の記録として投稿すれば、写真付きの日記にもなります。これは本人にとっては、とても貴重な財産ともなりえます。

実はとても狭い世界で一喜一憂している

ただやはり覚えておいていただきたいのは、SNSという場がいかに過大評価されやすいか、ということです。

インターネットやSNSは、いったん発信したら世界中に広がるツールですが、一方で、その世界は、ものすごく小さなものでもあります。実際に、私の周りにいる人たちの中にも、SNSをいっさい使っていないという人がたくさんいます。ということは、SNS空間にいる人たちは、ごく一部の人たちであり、限られた情報を共有しているに過ぎないのです。

そんな空間であるにもかかわらず、そこにあることが、すべてだと感じてしまうことにこそ問題があるのです。

小さな世界でいちいち一喜一憂することなく、リアルの補助ツールとして活用し、豊かな生活に繋げていきましょう。

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