不倫は「インフルエンザ的なもの」と心得よう 「不倫ワクチン」提唱者・坂爪真吾氏の新提案

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不倫で家庭崩壊を招かないためには、不可欠なことは(写真:wavebreakmedia / PIXTA)

「『はじめての不倫学』では、スワッピング(別の夫婦とお互いにパートナーを交換してセックスをすること)や、ポリアモリー(複数恋愛)、交際クラブを通した愛人契約などを『ポジティブ婚外セックス』として、円満な夫婦生活を維持するために、回数や期間などの条件付きで社会的に受容するべきだと提唱しています。

読者からはこの点について、『結婚はもっとガチガチしたものだと思っていたが、いざという時は抜け穴があると知って救われた』などの感想もありました」

「結婚生活を極めること」が最も有効なワクチン

「ただし、『ポジティブ婚外セックス』を行うためには、夫婦関係や家族関係が安定しているという前提が不可欠です。夫婦関係が安定していない状態で不倫にハマると、家庭崩壊や自分自身を精神的・社会的に再起不能にしてしまう危険があります。その意味で、『結婚生活を極めること』は、最も有効な不倫ワクチンだと考えています」

坂爪さんが言う「結婚生活を極めること」とは、「夫婦がお互いに、合わない部分や秘密があることをふまえた上で、価値観をすり合わせて円満に共同生活を送ること」だといいます。

「それができれば、夫婦関係が安定して、そもそも不倫の感染率が減るでしょう。また、万が一不倫に陥って夫婦関係が一時的に破綻したとしても、その後再構築できる可能性が高いです」

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