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化粧品の口コミサイト、なぜ人気に? 若い女性を惹きつけるアットコスメ

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じゃあ99%は?私にとっての課題は常にそこにあります。ここで逆に質問しますが、アットコスメでランキングの高い商品は、店頭売り上げが上がると思いますか?

――上がりそうですよね。

私もそう思っていたんです。ところが、アットコスメのランキングと店頭の売り上げは、実は全然連動していない。これでは「アットコスメで評価されても全然売れないじゃん、やっぱり広告はテレビや雑誌にしよう」と言われちゃうんですよ。

ではなぜ連動しないのか。アットコスメに限りません。なぜネットで評価されたものがそのまま店頭売り上げにつながらないのか・・・。アットコスメの利用者が増え、ページビューが上がったからといって、業界構造が変わるわけではない。

ネットで評価されただけでは売れない

たとえば、ここにフェイスブックで100万人のファンができた商品Aと、100人しかいない商品Bがあるとします。これはさすがにAの方がよく売れそうですよね。

でもAが弱小メーカーの商品で、Bが大手メーカーの商品だったらどうですか? あなたが仕入れを担当している店にBの営業マンがやってきて「仕入れ原価をこれくらい安くできますよ」とか「この商品、来週からジャニーズでCMやりますよ」なんて言われたらどうしますか? 結局Bの方にいい場所を与えてしまうでしょう。やっぱり店頭に並ばないと、ネットで評価されても商品は動かないんです。

一事が万事このような調子で、アットコスメを始めて10年以上経っても口コミのランキングと店頭との連動性が出てきません。化粧品業界の古い慣習が障壁となり、口コミの有用性を実証できないのです。これはもう既存の店舗では無理だと気づきました。

そんな問題意識から、アットコスメというメディアの役割だけでなくて、ユーザーの声を仕入れの基本データとした店舗の成功モデルを作ろうと思い立った。これが自社店舗の「アットコスメストア」です。

初めは「化粧品を売ったこともないヤツが本当にできるのか」など色々言われることもありましたが、現在新宿ルミネエスト内の店舗はテナントが約250ある中でも屈指の人気店になった。セールの際にはビームスより売ることもある程です。

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【新興メーカーが成長】

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