有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

コールド・ストーン、コンビニアイス参戦の訳 歌うアイス屋が「銀だこ」傘下で進める大転換

6分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

ホットランドは、国内で606店を展開するが、そのうちたこ焼きが448店と7割超を占める(2015年12月末時点)。第2のブランドである、たいやき事業「銀のあん」は60店に過ぎず、しかもたこ焼きに比べれば、冬に売り上げが伸びるものの、夏は閑散期という季節性が弱点となっていた。

そこで目をつけたのが、たい焼きとは逆に、夏場に強いアイスクリームだ。両者を一体運営すれば、売り上げの平準化が図れるだけでなく、夏場に余りがちな従業員をアイスに投入することで、人員も平準化できる。

ただ、問題もあった。コールド・ストーンは店内で原乳からアイスを仕込んでいる。そのため、約700万円の製造設備を購入する必要がある。拡大路線を進めるには設備投資が重すぎた。

店内仕込みから工場での量産に転換

2014年に「銀だこ」を運営するホットランドがコールド・ストーンを買収。同社の佐瀬守男社長の狙いはたい焼き事業の補完にあった(撮影:尾形文繁)

佐瀬社長が選んだのは、店内生産から工場での集中生産という手だった。買収の翌2015年にたい焼きのあんを製造する桐生工場(群馬県桐生市)に約2億円をかけてアイス製造ラインを新設。1年かけて生産体制を整え、フル稼働なら日産2~3万本製造できる体制を作り上げた。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数