そして食堂に行ってみる。最近の温泉施設ではバーコード付きリストバンドを導入しているところが多いが、こちらはその都度、現金を払って食べ物や飲み物を買う。
そして、ここでも京王ならではのものを発見した。「C&C」のカレーである。個人的には最近、キラリナ京王吉祥寺店を良く利用している。ちなみに京王本社の社食にもC&Cのカレーがあるそうだ。うらやまC・・・。
さて、どこで食べようか。食事処を見回し、迷わず座敷の窓側を陣取る。この建物のすぐ横がホーム、つまりここが鉄道ビュースポットだ。京王線を眺めながら食べるC&Cカレーは明大前駅ホームで食べる物と同じ味がした。
そして高尾山といえば名物とろろそば。こちらもメニューにある。「蕎麦は京王レストラン『たまの里』という京王グループで運営する蕎麦居酒屋と配合が同じ麺を使用しています(細さは若干異なります)」とのこと。そば湯もちゃんと用意されており、こだわりがあるようだ。今度来た時にはぜひ食べてみたい。
行くなら京王線?中央線?
前回の記事で、私は西荻窪に住んでいると書いた。JRの駅の方が近いのだが、実は井の頭線の駅も徒歩圏内だ。今回、行きは高尾駅までJR中央線の乗り、京王線に乗り換えて一駅、高尾山口駅へ。帰りは高尾山口駅から京王高尾線に乗り、明大前駅で井の頭線に乗り換え三鷹台駅まで乗った。料金を比べると、JR線+京王線では680円、京王線のみの利用だと、390円。時間はどちらもほぼ1時間であまり変わらない。
とすれば京王線を利用した方がかなりお得だ。差額で、施設で売っている一本130円のフルーツ牛乳を2本買ってもお釣りがくる。往復だったら更にコーヒー牛乳と牛乳も追加で買えてしまう。
「京王高尾山温泉 / 極楽湯」は他の温泉施設に比べ、高尾山に来る観光客をかなり意識した作りになっていた。温泉は、露天風呂の種類が多くて楽しめた。露天風呂に入っていると、隣のホームからの発車ベルやアナウンスが聞こえてくる。情景が目に浮かび、いつまでも入っていられた。
これからちょうど行楽シーズン、今度来た時は高尾山に登って汗をかいてからお風呂を堪能しようと思う。もちろん温泉に入った後のビールとカレーが楽しみなのは言うまでもない。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら