カラオケ機器大手が食中毒検査に参入するワケ
外食や加工食品などに対する消費者の安心・安全の意識が高まる中、昨年4月には北陸を地盤とする焼き肉チェーン店で、ユッケによる腸管出血性大腸菌O−157やO−111の感染による死亡事故が発生。今年8月にも、北海道の漬け物メーカーの製造した白菜浅漬けによるO−157感染で死亡事故が起きた。
食中毒の問題はそれを食べた消費者への直接被害はもちろん、関連業界全体にも風評被害をもたらす。食品メーカーや外食企業などが出荷前に、日常的に細菌検査ができる検査機器へのニーズは、消費者に対してアピールができるという点でも小さくはないと言えそうだ。
(大滝 俊一 =東洋経済オンライン)
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