「羽田アクセス線」「蒲蒲線」は、実現するのか

東京圏の「24路線整備」答申案を7日に公表

4月7日に開かれた、国土交通省・交通政策審議会の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」

これからの東京圏の鉄道ネットワーク整備の基本方針を検討する、国土交通省・交通政策審議会の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」。4月7日に開かれた会合で、その答申案が明らかになった。

答申案に盛り込まれた24の路線プロジェクトには、都心や新宿などと羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線」、JR蒲田と京急蒲田をつなぐ「新空港線(蒲蒲線)」、成田空港と羽田空港を結ぶ短絡ルートとなる「都心直結線」と、近年話題になった空港アクセスの新路線プロジェクトがそろい踏み。このほか、つくばエクスプレスを秋葉原から東京駅まで延伸し、臨海部と都心部を結ぶ地下鉄と一体整備する構想なども入った。

2030年ごろをめどに整備

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答申案に盛り込まれた24のプロジェクト(左側の数字は優先順位を示すものではありません)

今回の答申案は、2015年を整備の目標として2000年に当時の運輸政策審議会がまとめた「運輸政策審議会答申第18号」に代わる新たな東京圏の鉄道整備の基本方針として、2014年に検討を開始。2030年ごろを念頭に整備する路線をはじめ、遅延や災害対策などについて議論を続けてきた。

「『東京圏の都市鉄道が目指すべき姿』を実現する上で意義のあるプロジェクト」として選定された24路線は、空港アクセス鉄道など都心部を中心とした8つの「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」と、大江戸線の延伸や多摩都市モノレールの延伸など、主に郊外の路線に関する16の「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」に分けられている。

24のプロジェクトのうち、2000年の「第18号答申」には含まれていなかった新規のプロジェクトは「都心直結線」「羽田空港アクセス線」「京急空港線羽田空港国内線ターミナル駅引上線の新設」「都心部・臨海地域地下鉄構想」「都心部・品川地下鉄構想」。そのほかは、延伸の目的地として具体的な地名が盛り込まれるなどの変化はあるものの、前回の答申に含まれていたものを引き継いだ形だ。

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