二次電池で世界をリードする韓国企業、次の市場開拓に備えよ

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20年には7兆円の巨大市場に成長

もちろん、韓国企業が越えるべき山はまだ多い。二次電池の製造・販売では1位だが、核心的な素材と部品ではまだ相当部分を海外から輸入している。

全国経済人連合会が最近発表した報告書によれば、リチウム電池の4大主要素材の国産化率はまだかなり低い。両極素材(70%)と電解液(86%)では国産化が進んだが、陰極材の国産化率は1%にも満たない。バッテリー生産費用の75%は4大主要素材から発生する。

二次電池市場は、20年に7兆円規模に成長すると予測されている。小型電池で韓国にトップの座を明け渡した日本は、中・大型バッテリーの開発に力を注ぐ。発電所で作る電気を大容量で貯蔵できるナトリウム硫黄電池を開発し、一部で商用化に成功している。

欧米は、リチウムイオン電池市場を放棄し、マグネシウムや空気金属電池など次世代の電池を開発し始めた。中国の追撃も油断できない。中国は大量生産態勢を整えてリチウムイオン系の小型二次電池でシェア拡大を狙っている。

今のところタブレットPCとスマートフォンの需要が継続して増え、小型二次電池市場も拡大している。しかし、複数の市場調査会社は「20年ごろには自動車用バッテリーとESS(エネルギー貯蔵システム)用バッテリーが小型二次電池市場を超える」と展望している。

本当に勝利できるかは中・大型バッテリー市場に懸かっている。韓国企業が現在の収益と未来に備えた技術開発に気を配るのは、そこを意識しているからだ。

(韓国『中央日報エコノミスト』8月20日号/パク・ソンミン記者 =週刊東洋経済2012年9月22日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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