"パラパラ長粒米"の栽培を佐賀が増やすワケ 関東から要望大!新たな特産品生み出す秘策

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上段がホシユタカの米粒。下段のヒノヒカリと比べて細長い

栽培方法は一般の米と変わらないが、栽培時に倒れやすい傾向があり、実を太らせ過ぎないことが重要。ウンカなど害虫にも弱く、小まめなほ場の見回りが必要だ。

60アールで生産する木須栄作さん(36)=同市木須町=は「栽培に多少の手間がかかるし、乾燥する際もほかの米が混入しないように細心の注意を払っている」と苦労しながらも、「消費者に新たな選択肢を提案できる」とメリットを指摘。現状では単価は低めだが、「需要が増えれば、経営としても十分に成り立つ」と期待する。

同センターやJAは今年も栽培面積を増やし、管内の直売所などで一般向けにも販売していく方針。知名度アップを狙って、長粒米を使ったレシピコンテストなども計画している。

同センター技術指導担当の松熊しずのさんは「付加価値を高め、新たな特産品として育てていければ」と話す。

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