パイロットは「空のすばらしさ」を知っている

空を飛ぶことは「つながりを見つける行為」

ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットが空の素晴らしさについて存分に語り尽くす(写真 :ちろ / PIXTA)

物心ついてから初めて飛行機に乗った時、それは間違いなく「体験」だった。飛ぶ前はもちろん、離陸した後もしばらくは落ち着かなかった記憶がある。

だが、今やフライトは「移動手段」である。乗った回数はそれほど多くないが、昔のワクワクや不安はすぐになくなり、窮屈さや眠りにくさばかりに目がいくようになった。映画や機内誌などで当たりに出会えればまだマシなのだが、基本的には「はやく着かないかな」とばかり考えている。

空の魅力がたくさん詰まっている

上の画像をクリックするとHONZのサイトへジャンプします

そんな意識を塗り替えてくれたのが本書『グッド・フライト、グッド・ナイト』だ。イギリスの航空会社、ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットが空の素晴らしさについて存分に語り尽くした一冊である。

ボーイング747を操縦して世界の空を飛びまわる著者は、ニューヨーク・タイムズなどの複数メディアに定期的に寄稿しているという文才の持ち主でもある。鮮やかに描き出される空の世界には、まだまだ知らない魅力がたくさん詰まっていた。

次ページ空を飛ぶことは「つながりを見つける行為」
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 意外と知らない「暮らしの水」ウソ?ホント?
トレンドライブラリーAD
人気の動画
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
生前贈与がダメになる<br>相続の新常識

相続をめぐる環境が激変しています。年110万円まで非課税だった生前贈与が税制改正により認められなくなる可能性も。本特集では相続の基本から、よくあるトラブルと解消法、最新路線価に基づく相続税額、さらに生前贈与の将来動向まで取り上げました。

東洋経済education×ICT