赤裸々!女たちが悩む「不妊治療」座談会 セックスレス、そして離婚寸前!?
——そういう気分が落ち込むようなときはどうやって乗り越えていったんですか?
Aさん:私は乗り越えない(笑)。
Bさん:体外やっていると検査もいっぱいするし、結構大変ですよね。
Aさん:私、旦那には何も言わずに黙って病院に行き始めたんです。年齢もあったし、最初の診察で「すぐに子どもが欲しい」という欄に◯をして、まず、自分の検査がひと通り終わったらいきなり容器を渡されて、「精子を取ってきて」って。私からは精子が取れないんで、さすがにこれは旦那に言わなきゃってことになって。それで初めて旦那に不妊治療をしていたことを告白したんですけど、池袋の路上で…すごい言い合いになりましたね。もう道の真ん中で「はぁ!?オレのこと騙したな!」みたいなことを大声で言われて。路上で周りの人がみんな立ち止まって振り返っちゃって(笑)。これが一番大きな壁だった。
——相談しないで始めるって、なかなか勇気いりますよね…。
不良品を買わされた
Aさん:結局なんとか話して、旦那の精子を検査したら、一発で量も少ないし、運動率も低いし、奇形率が高いっていう感じだったんですね。で、旦那に結果を伝えたら「だろうな」って言われたんですよー!
一同:えー!わー!(一同どよめく)
Aさん:結婚ってなんだろうって考えたり。
Dさん:確かにショックはショックですよね。
Aさん:運動率や奇形率は知らなかったけど、量が少ないっていうのは自分でもわかってたみたいで。
Cさん:検査するときの体調によって男性の場合は違うって言いますよね。
Bさん:病院で取らなきゃいけないってなると、やっぱり緊張しちゃうみたいで。最初の病院では量が少ないって指摘されていたんですけど、2軒目は家で採ったものを病院に持ってきて下さいっていうところで。それだと家だからある程度リラックス出来るからきちんと取れてて、最初の病院と比べても全然数値が違って。あと、採ってから時間が開くとぐったりすることもあるみたいだから。