アイフルが銀行借り入れの残高維持、返済猶予の私的整理措置を銀行団に申し入れへ

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アイフルが銀行借り入れの残高維持、返済猶予の私的整理措置を銀行団に申し入れへ

消費者金融大手のアイフルは、経営再建に向けて連休明け24日にも銀行団に支援措置を申し入れる予定だったが、報道されたことにより、本日、前倒し的に動く可能性がある。具体的には、私的整理の事業再生ADRの申請となり、銀行団には来年3月末まで残高維持、返済猶予を求める。アイフルに融資している銀行は、メインバンクの住友信託銀行、準メインバンクのあおぞら銀行など60機関を数えるが、要請を受け入れる方向となりつつある。

アイフルは「借入金債務の免除や株式化(デット・エクイティ・スワップ)は要請しない」としている。

アイフルの有利子債務額は、単体で6281億円。このうち、借入金は2145億円(ともに6月末)。このほか、信販子会社のライフが有利子負債3493億円、借入金が2609億円となっている。

アイフルに限らず、現在、消費者金融業界全体が厳しい状況に直面している。貸金業法改正で貸し付け金利引き下げとなり、利ざやが縮小したうえに、過払利息返還請求が途絶えず、利息返還費用が膨張している。最悪の場合、今期中も関連引当金、貸倒引当金の積み増しとなる可能性もある。

一般的に、貸金業は既存貸付金の回収が円滑に進む限り、資金繰りに窮迫することはない。だが、利息返還費の膨張、という要因が加わったことで、事態は大きく悪化した。今後、金融支援措置を得られた後は、新規融資を絞り込んで、社債償還費用の確保などに当たるものと見られる。また、経費削減のために店舗統廃合を加速し、大規模な人員削減を実施することになる。
 
(浪川 攻)


《東洋経済・最新業績予想》
(百万円)   営業収益  営業利益 経常利益  当期利益
連本2009.03  312,241 7,441 8,608 4,247
連本2010.03予 220,000 9,500 9,500 5,500
連本2011.03予 190,000 7,500 7,500 7,500
連中2008.09  165,685 7,962 9,054 7,171
連中2009.09予 122,000 6,000 6,000 1,500
-----------------------------------------------------------
         1株益¥ 1株配¥
連本2009.03  24.8 15 
連本2010.03予 23.1 10 
連本2011.03予 31.5 10 
連中2008.09  42.9 10 
連中2009.09予 6.3 5 

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