TOEICを受けるなら5月からの新形式を狙え 傾向と対策を徹底的に解説

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Part4「説明文問題」

問題数は変わらず、10の放送文にそれぞれ3問の設問が付く。そして、「会話問題」と同じように、次のような変更点がある。

1.問題用紙に図が表示される形式の問題が加わった。
→「会話問題」と同じように、放送の内容と図の情報を関連づけて解答する。
2.説明文の話し手が暗示している意図を問う設問が加わった。
→そのひと言ではいろいろな意味に取れてしまうような表現を、前後関係の意味合いをしっかり聞き取って判断する。
3.ざっくばらんな表現などが使われる。
→かしこまった講話調ではなく、ざっくばらん表現も加わる。また、言いよどんだり言い直したりするなど、自然なトークになった。

簡略な発音や省略形が使われるようになった

■リスニング・セクションでのその他の変更

簡略な発音や省略形、連結、脱落などの発音が使われる。

→going toをgonna、want toをwannaのように発音したりする、省略形や脱落発音なども採用される。こうした発音に慣れておく必要がある。

■リーディング・セクション

Part5「短文穴埋め問題」

出題形式の変更はない。問題数が40問から30問に減った。

Part6「長文穴埋め問題」

今回の改訂での変更は次のとおり。

1.問題数が増える。
→文章の数は4のまま、1つの文章に出題される設問数が3問から4問に増え、合計で16問になった。
2.選択肢が文書の外に。
→ 以前の出題形式では文章中に空所があり、その下に4つの選択肢が掲載されていたが、改訂では、空所の番号(問題番号)は文章中に残り、選択肢が文章の枠の外に表示される。
3.文章の空欄に当てはまる1つの「文」を選択する問題が加わる。
→ 改訂前までは、選択肢は「語」か「語句」だったが、1つの文が加わる。4つの空所のうちの1つが「文問題」になる。
次ページ「読解問題」も大きな変更がある
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