そこで、西荻窪駅にスタバがなぜできないのか、スターバックスコーヒージャパン株式会社に問い合わせてみた。
・・・・・・西荻窪という場所の何がスタバの出店条件を満たしていないのだろう?
西荻窪には昔ながらの良い喫茶店がたくさんある。美味しいコーヒーが飲みたい時や本を読む時には最適だ。
しかし、漫画のネームを描いたり、パソコンで文字を打ったりする時は、静かな喫茶店では「カリカリ」「カタカタ」と音が響き、むしろ居づらい。そんな時、やはりスタバのような適度に賑わっていて、気兼ねない場所がほしくなる。
数年前に西荻窪駅近くにできたカフェは、いつも人気で混み合っている。私も良く行くのだが、とある有名漫画家さんは「偽スタバ」と呼んでいた。カフェの需要はあるはずなのだ。本物はいつ来るのだろうか。
西荻窪と高円寺は似ているのか
JR中央線沿線は住みたい街として人気が高い。平日の中央線快速が止まる駅で、中野~吉祥寺駅までの「住みたい街ランキング」などアンケート結果を総合的に見てみると、吉祥寺・荻窪・中野・阿佐ヶ谷・高円寺は人気がある。
しかしそこに西荻窪の名前だけがない。中央線沿いは軒並み人気なのかと思っていたが、どうやら西荻窪はエアポケットのようだ。
同じくそれらの駅での現在のスタバ店舗数は、中野1店、高円寺0店、阿佐ケ谷1店、荻窪1店、西荻窪0店、吉祥寺5店となっている。
そう、実は中野~吉祥寺間の各駅でスタバがないのは西荻窪だけではない。高円寺も同様なのだ。むしろ高円寺にないほうが意外だという方も多い気がする。同じくスタバに聞いてみたが、やはりその理由は開示できないとのことだった。
ないもの同士、西荻窪と高円寺は何か共通点があるのではないか?
まず思い浮かぶのが、どちらも土・日・祝日は中央線快速が止まらない駅ということだ。これらの日は、中央線快速は高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪は通過し、停車駅は新宿・中野・荻窪・吉祥寺となる。
しかしそうなると、阿佐ヶ谷も通過駅なのにスタバはある。他に理由がありそうだ。
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