選考プロセスとしては、書類審査、筆記試験、集団や個別面接数回に加えて、タイミングによってはインターンが絡んでくる、というのが通常のケースです。
その中で書類審査の段階では、中堅クラスの大学出身者も決して多くはありませんが残ります。しかし、その後の試験や面接でフィルターにかけられる段階で残念な結果になる、ということなのでしょう。
面接などの段階では出身大学によらず、個人レベルの勝負ですから、どの程度、真剣にコンサルとしてのキャリアを考え、事前調査をし、どのような準備をしてきているかが勝負になります。
面接官が見ているものは?
その際、面接官は出身大学などは見ていません。あくまでもその時点における目の前の個人の方の考え方やコミュニケーション能力など、または集団面接である場合は、集団における各人の振る舞いなどを見ています。
したがって、その段階では出身大学などの外形的な事実ではなく、個人の実力と可能性のみでジャッジされるということです。言い換えると、上位校出身者以外であれば、書類選考を突破できるユニークな経験をどれだけ積めるかにかかっているといっても過言ではありません。
また、これまた選考のある話ではありますが、実際の採用よりは敷居が高くはありませんので、インターンシップへの参加などを通じて、出身大学によらず個人を知ってもらうということも当然重要です。
大学のレベルで足切りをしていない以上は、大学のレベルにかかわらず個人としての努力で突破するしかありません。実際に応募者数と採用数を考えると、上位校の学生でも落ちる可能性のほうが高いわけですから、書類選考突破以降は大学のレベルうんぬんの話ではありません。
さて、それではどんなことを学生の間にしておくべきか。実は「何かをしておけば正解」というものはありません。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら