「スマートなヘッドホン」が音楽体験を変える 直感的操作でさまざまな設定が可能に

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右耳のカップ表面はタッチパネルとなっており、音量や再生コントロールが可能。画像をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

3代目は、2代目の丸みを帯びたデザインを引き継ぐものだが、レザー部分にステッチやクロコなどのテクスチャが施され、カラーバリエーションも赤や緑といったはっきりとした色が追加された。ファッションアイテムとしての色を濃くしているのが印象的だ。

ちなみに、右耳のカップ表面はタッチパネルとなっており、音量や再生コントロールが可能だが、スムーズなタッチ操作とテクスチャの両立にはひと工夫あったという。

初代、2代目と引き継いできた魅力的な曲線を描くメタルパーツと、接続部の意匠は引き継がれており、これまでのユーザーが気に入っているポイントをよく理解しているように感じる。

3つの快適機能

非常に賢いノイズキャンセル機能が搭載されている

Zik 3は、非常に先進的かつ快適なヘッドホンの環境をもたらしてくれる。3点にまとめてみよう。

1つ目は、非常に賢いノイズキャンセリング機能が搭載されている点だ。

Zikシリーズは初代から、ワイヤレスかつノイズキャンセリング搭載という当時は独自性が高いキャラクターであった。音楽をかけない状態でも、耳に装着するとノイズキャンセリング機能がオンになり、自分のキーボードのタイプ音すらシャットアウトしてくれるほどの強力な威力を発揮してくれる。

同時に、周囲の音を取り込んで街を安全に歩くことができるストリートモードに切り替えることもでき、スマートフォン+Zik 3で音楽を楽しみながらの街歩きにも対応する。これらの操作は手元のアプリで行える。Zik 3の新機能はオートモードの搭載。周囲の音量に応じてノイズキャンセルの機器を調整してくれる機能だ。

2つ目の快適性は、USB経由での音楽再生をサポートした点だ。これにより、USB経由で充電しながら、PCの音楽を楽しめるようになった。

Zik 3はエコモードでワイヤレス音楽を楽しむ際7時間のバッテリー寿命となる。そのため、朝の通勤で1時間、仕事時間に6時間音楽を楽しむと、帰りの電車の中ではバッテリー切れとなってしまう。そこで、仕事時間中はUSB接続をしながらPCで音楽再生を楽しめば、帰りのバッテリーを充電できる。

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