ティファニーのツイッター活用術がスゴい ライバルもマネするそのブランディング術

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エンゲージメント・ラブズの「eバリューソーシャルメトリックスシステム(ソーシャルメディア価値測定システム)」を用いたライバルとの比較では、Twitter上のティファニーはフォロワーからのエンゲージメントが高く、カスタマーの質問や苦情への反応が最も早いアカウントであることがわかった。

また、ティファニーの「#WillYou」というハッシュタグが婚約指輪を選ぶ際に参照として使われており、同社で最も反響の多いツイートの代表格になっていることもランキングから判明している。

セレブのツイートは大きな助け

「ティファニーは、自社のオーディエンスと、オーディエンスにとって何がユニークなのかを理解している」と、エンゲージメント・ラブズのブライアン・シーガルCEO。

「ほかのブランドもティファニーを参考にしており、同じような成果を上げているが、ティファニーのほうがうまくやっているようだ。ティファニーはリーチと頻度が適切で、クリエイティブなコンテンツを有しているからだ」

シーガル氏のレポートは、最近、俳優のリーブ・シュレイバーがニューヨーク旗艦店を青いバッグを持って出た写真なども含め、セレブがティファニーのTwitterフィードに高い頻度で現れることも指摘している。セレブがブランドをツイートしてくれるのは「大きな助け」であり、その賞賛がフィードで話題になるとホン氏は話している。

ニューヨーク五番街の旗艦店で、この週末、@LievSchreiberが特別なお買い物。

理知的な言い回しでブランディング

ホン氏によると、ティファニーのプロダクトと関係がないツイートが、Twitter上で最高の反響を呼ぶ場合がよくあるという。ウィットに富んだ言い回しを用いたテキストだけのツイートが、最も簡単にシェアされる。

実際、過去1カ月で好反応だったツイートの5本中4本までが、そうしたツイートだったとホン氏は語っている。もっともエンゲージメントが高かったツイートは、1月1日に発せられた新年メッセージだった。

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